SNSで黄・緑・青・紫の四角が並んだ投稿を見かけて、「これ何のゲーム?」と気になったことはありませんか。あれはニューヨーク・タイムズが提供する単語パズルNYT Connectionsの結果シェアです。英語圏では毎朝の習慣になっている人が多く、日本でも英語学習者を中心に静かに広がっています。
ルール自体は驚くほどシンプル。ただし「英語が読めれば解ける」ゲームではないので、最初の数日はかなり苦戦します。ここでは日本の読者向けに、遊び方と負けにくい手順を整理します。
NYT Connectionsの基本ルール
画面には英単語が16個並びます。プレイヤーはこの中から共通点のある4語のグループを4つ作るだけ。1日1問、誰が解いても同じ問題が出題されます。
- 4語を選んで送信し、正解ならそのグループが消える
- 間違いは4回まで。使い切るとゲームオーバー
- 3語合っている場合は「あと1つ」と教えてくれる
- 並び替え(シャッフル)はいつでも可能
ブラウザからニューヨーク・タイムズのゲームページに行くか、NYT Gamesアプリを入れれば、その日の問題は無料で遊べます。過去問のアーカイブを遡って解きたい場合は有料プランが必要になるのが一般的です。
4色は難易度を表している
解けたグループには色が付きます。黄色がいちばん素直、緑、青と難しくなり、紫がもっとも意地悪。紫は意味のつながりではなく、言葉遊びであることが多いのが特徴です。
日本人がつまずく理由は「意味」ではなく「罠」
Connectionsが難しいのは、単語の意味を知らないからではありません。わざと複数のグループに入りそうな単語が混ぜてあるからです。
たとえばfold(折る)、press(押す・アイロンをかける)、starch(でんぷん・のり付け)、wash(洗う)が並べば、多くの人は「洗濯」でまとめたくなります。ところが同じ盤面にgrain(穀物の粒/木目)、knots(結び目/節)、rings(輪/年輪)、burl(木のこぶ)があると、grainは「木材」側の仲間になり、starchは穀物側に引っ張られる――という具合に、見えている正解がひっくり返ります。
紫グループは「意味」を捨てて考える
beans、cat、cucumber、customerのように、意味がバラバラすぎる4語が残ったら要注意。英語には cool as a cucumber(涼しい顔をしている)、cool cat、cool customer、cool beans といった表現があり、共通の単語を前に付けると成立するというのが答えのパターンです。
紫でよく使われる仕掛けは次のようなものです。
- 特定の単語を前後に足すと別の語句になる
- 単語の中に別の単語が隠れている
- 1文字足す・抜くと別の意味になる
- 同音異義や、有名人・作品名の一部
正答率を上げる手順
- まず16語すべての意味を声に出して確認する。訳を思い出す過程で連想が生まれます
- 確信度が最も高いグループから送信する。曖昧なまま出すと、残りの盤面が読めなくなります
- 「意味が2つ以上ある単語」に印を付ける。それが仕掛けの中心であることが多い
- 行き詰まったらシャッフル。並びが変わるだけで見え方が変わります
- 3語正解の表示が出たら、外す候補は1つだけ。総当たりせず、残り12語のどれと入れ替えるかを考える
英語学習として使うなら
Connectionsは、イディオム・句動詞・多義語という、教科書で抜けがちな領域を毎日1問ぶん補ってくれます。解いた後に知らなかった表現を3つだけメモする習慣にすると、負担なく語彙が増えていきます。答えを見てしまった日ほど、実は学びは大きいです。
紙の辞書やイディオム集を横に置いておくと、スマホを触らずに調べられるぶん集中が切れません。毎朝のルーティンにするなら、道具を先に整えておくのが近道です。
この記事に関連するおすすめアイテム
英英辞典(学習者向け)
多義語やコロケーションを英語のまま確認できるため、Connections特有の「意味のずらし」を見抜く感覚が養えます。日本語訳では気づけないニュアンスの違いも拾えます。
英語イディオム・句動詞の学習書
紫グループはイディオムや決まり文句が土台になることが多く、頻出表現をまとめて押さえておくと正答率が目に見えて変わります。
よくある質問
無料で遊べますか?
その日の問題はブラウザやアプリから無料でプレイできます。過去の問題をまとめて遊びたい場合は、ニューヨーク・タイムズの有料プランが必要になるケースが一般的です。
英語が苦手でも楽しめますか?
16語の意味を辞書で確認してから挑むだけでも十分に成立します。制限時間はないので、単語調べ込みでじっくり取り組むほうが学習効果は高くなります。
答えを見るのはズルですか?
競技ではないので気にする必要はありません。4回ミスして終わった日も、答えの分類を見れば「なぜそう分けるのか」が学べます。むしろそこが一番おいしい部分です。
関連記事
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。
参考: NYT Connections hints today: Meanings for each word for Sept. 26, 2026(Mashable)の内容をもとに、日本の読者向けに独自に構成しています。
Photo by MART PRODUCTION on Pexels