年末にゲーミングPCの買い替えを検討している人なら、見逃せない動きがあります。新品のWindows 11 PCを買うと、Xboxの人気タイトル25本がまとめて付いてくる——そんな大盤振る舞いのキャンペーンが登場しました。
ただし条件はかなり細かく、「どのWindows 11 PCでもOK」ではありません。中身と落とし穴を順番に見ていきます。
Windows 11 PC購入でXboxゲーム25本、キャンペーンの中身
これはXboxブランド25周年を記念した「25 Years of Xbox Bundle」という施策です。対象の新品Windows 11 PC、または対象のポータブルゲーミング機を購入・初期設定すると、Microsoft Storeのライブラリにゲーム25本分のバンドルが届きます。
ラインナップはシリーズの原点から最近の作品まで幅広く、たとえば以下のような顔ぶれです。
- RPG系:The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition、The Elder Scrolls IV: Oblivion、Fallout 76、The Outer Worlds
- シューター系:Halo: Combat Evolved Anniversary、DOOM/DOOM II、Quake/Quake II、Wolfenstein: The New Order、Gears of War: Reloaded
- ストラテジー系:Age of Empires II: Definitive Edition、Age of Mythology: Retold、Rise of Nations、Gears Tactics
- カジュアル/懐かし系:Minecraft Dungeons、Zoo Tycoon、Fuzion Frenzy、Battletoads、BLINX: The Time Sweeper
サブスクではなく「買い切り」扱い
ポイントは、これがGame Passのような期間限定の遊び放題ではないこと。受け取った25本は自分のMicrosoftアカウントに永続的なデジタルライセンスとしてひも付きます。サブスクを解約しても消えませんし、うち16本はXbox Play Anywhere対応なので、同じアカウントで家庭用Xbox本体でも遊べます。
条件が細かい。ここを外すと対象外
太っ腹に見えて、規約はかなり厳密です。主な条件を整理すると次の通り。
- OSはWindows 11 Home限定。一般的なWindows 11 Pro搭載機は対象外(NVIDIA RTX搭載の一部特殊機種のみ例外)
- 新品のみ。整備済み品、開封済みアウトレット、展示品、フリマ・マーケットプレイス経由の購入はNG
- 購入期間が決まっている。対象期間中(12月31日まで)に購入し、実際にセットアップまで済ませる必要がある
- 受け取り期限は翌年2月12日。PCを買っただけで放置すると権利が消える
- 1アカウント1回まで。ライセンスの譲渡や分割は不可
仕事用ノートを買う人は要注意
法人向けモデルやビジネス系のノートPCはWindows 11 Pro搭載が多く、そのままでは対象になりません。「ゲームもしたいから1台で兼用」と考えている人は、購入前にスペック表のOS欄を必ず確認してください。ここを見落とすと、同じ価格帯のPCを買っても特典だけもらえない、という結果になります。
年齢設定にも落とし穴
ラインナップにはCERO Z/Mレーティング相当の作品が含まれます。ファミリー設定で子ども用アカウントにしていると、受け取れてもインストールがブロックされることがあります。受け取りは成人設定の主アカウントで行うのが無難です。
日本から見るときの注意点
この手のハード購入特典は、国や地域ごとに実施内容が異なるのが一般的です。今回のバンドルも米国の正規販売店での購入が前提になっており、日本で買ったPCがそのまま対象になるとは限りません。
日本の読者が現実的に取るべき行動はこの3つです。
- 購入予定の販売店ページで、日本向けの同種キャンペーンが走っていないか確認する
- Microsoft Storeアプリのライブラリに「デバイスに付属」系の項目が出ていないかセットアップ後にチェックする
- メーカー独自のゲーム同梱特典(ゲームコード付きモデルなど)と比較して、総額で得かを判断する
国内でも年末商戦ではゲームコード同梱や周辺機器セットの企画が出やすい時期です。特典の有無だけで機種を決めるのではなく、本体の性能と合わせて判断しましょう。
受け取りの手順はシンプル
対象機を購入できた場合、作業自体は数分で終わります。
- 新しいPCを起動し、メインのMicrosoftアカウントでサインインする
- タスクバーのMicrosoft Storeアプリを開く
- 左下の「ライブラリ」を選ぶ
- 「デバイスに付属」タブを開き、該当バンドルを探す
- アカウントが合っているか確認して「受け取る」を押す
受け取ると、25本がMicrosoft StoreとXboxアプリ双方のライブラリに追加され、好きなものからインストールできます。
PC選びで本当に見るべきポイント
25本と聞くと魅力的ですが、全部が軽いゲームではありません。QuakeやFuzion Frenzyのような旧作はほぼどんな機種でも動く一方、Fallout 76やGears of War系はそれなりのGPU性能を要求します。
だからこそ、特典に釣られて非力な機種を選ぶのは本末転倒。最低限、以下はチェックしておきたいところです。
- GPU:据え置きならdGPU搭載、携帯機なら最新世代のAPUか
- メモリ:16GBが実用ライン、長く使うなら32GB
- ストレージ:現代のタイトルは1本で100GB近いことも。512GBだとすぐ埋まる
- 冷却と重量:持ち歩くならファンの音と本体重量も体感を大きく左右する
なお、ライセンスはアカウントにひも付くので、今の機種で重いタイトルは後日もっと強いPCに入れ直せます。今すぐ全部快適に動く必要はありません。
この記事に関連するおすすめアイテム
ポータブルゲーミングPC
Windows搭載の携帯型なら通勤中や寝る前にPCゲームを進められます。旧作中心に遊ぶなら十分な性能で、持ち運び前提の人向け。
ゲーム用外付けSSD
1本100GB級のタイトルが並ぶため内蔵容量はすぐ逼迫します。外付けSSDがあればインストールと削除を繰り返す手間を減らせます。
よくある質問
Xbox Game Passに入っていれば同じでは?
仕組みが違います。Game Passは加入中だけ遊べるサブスクで、今回のバンドルはアカウントに残る買い切りライセンスです。解約後も手元に残る点が大きな差になります。
デスクトップとポータブル機、どちらを選ぶべき?
重量級タイトルを高画質で遊びたいならデスクトップやゲーミングノート、通勤時間や寝る前に少しずつ進めたいなら携帯型が向きます。遊ぶ時間帯と場所から逆算して選ぶと失敗しにくいです。
受け取ったゲームは友人に分けられる?
できません。1アカウントにつき1回のみで、ライセンスの譲渡や分割は規約で認められていません。
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参考: Microsoft will give you 25 free Xbox games if you buy a Windows 11 PC right now — how to claim(Mashable)の内容をもとに、日本の読者向けに独自に構成しています。
Photo by Egor Komarov on Pexels