ゲーム機はリビングのテレビ横、PCは同じ部屋の机の上。家族や同居人と空間を共有していると、「光る・黒い・ロゴが大きい」ゲーミング家具はどうしても浮きます。かといって床に直置きでコントローラーが散らかるのも落ち着かない。
IKEAとXboxが手を組んだ家具シリーズ「YXSTABY(イクスタビー)」は、まさにその悩みに答えるような構成でした。ゲームパッドのスティックをそのまま巨大化させたスツールのような遊び道具もありますが、全体としては「言われないと気づかない」方向に振っているのが特徴です。
ゲーミング家具の選び方は「主張しすぎない」が今の主流
ひと昔前のゲーミング家具といえば、赤と黒のレーシングシート風チェアにLEDテープ。写真映えはしますが、生活空間に置くと家具の中でそれだけが異物になります。
最近の流れは逆です。素材と形で機能を満たし、ゲーム要素は色の差し色やディテールだけに留める。YXSTABYも、ラウンジチェアは一見ただの北欧風アームチェアで、よく見るとステッチがXboxグリーン、座面の下にコントローラーを入れるメッシュポケットが付いている——という作りになっています。
ポイントは「ゲーム用」と書かれていない家具でも、収納と姿勢の条件を満たせば十分ゲーミング家具になるということ。この視点で選ぶと、選択肢が一気に広がります。
YXSTABYから拾える3つのヒント
1. コントローラーの「定位置」を先に決める
シリーズの中でも評価が高かったのが、十字キーの形をしたステンレスのトレイ。本来はリモコンやコントローラー置きですが、鍵や小物、果物を載せても成立するデザインです。
ここから学べるのは、散らかりの原因は収納量ではなく定位置の不在だということ。トレイでもスタンドでも、「置く場所が決まっている」だけでテーブルの上は驚くほど整います。なお鏡面仕上げのステンレスは指紋が目立つので、頻繁に触るものを置くなら梨地やマットな素材が無難です。
2. クッションは「色」より「形」で選ぶ
十字キー型のグリーンのクッションは、色と形だけ見るとインテリアに馴染ませるのが難しい一枚。ただ実物は、X字の切り欠きに腕を置けたり、抱えたときに体に沿うなど、形そのものが使い勝手につながっていると評価されています。
長時間コントローラーを持つと腕や肩に負担を感じる人は多いはず。肘の高さを支えるクッションがあると楽になるという声もありますが、合う形は人それぞれなので、厚みと硬さを実際に試して選ぶのが現実的です(痛みが続く場合は無理せず専門家に相談を)。
3. 「動かせる前提」で家具を選ぶ
キャスター付きのテレビ台が入っているのも示唆的です。日本の住宅は配線の取り回しや掃除のたびに家具を動かす必要があり、背面にアクセスできる設計かどうかで日々のストレスが変わります。キャスター付き、または軽量で引き出せるタイプを選ぶと、HDMIの差し替えも格段に楽になります。
日本の部屋で取り入れるときのコツ
- 色は3色まで:床・壁の色+家具+差し色。グリーンやパープルは小物側に回すと失敗しにくい
- 高さを揃える:テレビ台とサイドテーブル、スツールの天板高を近づけるだけで雑多感が消える
- 賃貸は床対策:キャスターやチェア脚は跡が残りやすいので、ラグやチェアマットを併用
- 光は間接照明で:RGBを全開にするより、壁に当てる間接照明のほうが写真も目も楽
- 限定品は寿命を確認:コラボ家具は販売期間が短いものがあり、スツールのような遊び要素のある品は特に入れ替わりが早い
IKEAのコラボ家具は国や地域によって取り扱い開始時期や在庫状況が異なります。狙っているアイテムがある場合は、店舗在庫とオンラインの両方をこまめに確認しておくと取りこぼしが減ります。
まずは大型家具を買い替える前に、トレイ・スタンド・クッションといった小物から整えるのが近道。費用も抑えられ、部屋の印象は確実に変わります。
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コントローラースタンド
散らかりの原因はコントローラーの定位置がないこと。立てて収めるだけでテーブル上が片付き、充電ケーブルもまとめやすくなります。
腕を支えられるクッション
コントローラーを長く持つときに肘や腕の高さを支えられます。形と厚みで使い勝手が変わるので、座る姿勢に合うものを選びたいアイテムです。
キャスター付きテレビ台・ワゴン
背面の配線にすぐ手が届き、掃除のときも動かせます。ゲーム機を床置きせず高さを揃えて収められるので、部屋がすっきり見えます。
よくある質問
ゲーミングチェアは本当に必要?
長時間座る人には選択肢ですが、必須ではありません。リビングで使うなら、背もたれが高すぎず布張りのラウンジチェアに腰や腕を支えるクッションを足す構成のほうが、部屋に馴染んで扱いやすいことも多いです。
コントローラーは立てて保管したほうがいい?
スタンドに立てると場所を取らず、充電ケーブルもまとめやすくなります。平置きのトレイは出し入れが速いのが利点。使用頻度が高いならトレイ、台数が多いならスタンドが向いています。
ワンルームでゲーム機をすっきり見せるには?
機器を床に置かず、テレビ台や収納の中に高さを合わせて収めるのが基本です。排熱のためのすき間を確保し、ケーブルは結束バンドやケーブルボックスで一本化すると、見た目の情報量がぐっと減ります。
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参考: IKEA and Xboxs YXSTABY gaming furniture is functional without being in your face(Mashable)の内容をもとに、日本の読者向けに独自に構成しています。
Photo by Pavel Danilyuk on Pexels