Kindleを毎日使っている人ほど、「ここだけ直してくれたら完璧なのに」という小さな不満を抱えているはず。ページをめくるたびに画面をタップするのが地味に面倒、寝転がって読んでいると電源ボタンを押してしまう——そんな話です。
Amazonは毎年きっちり新型を出すメーカーではありません。ラインアップ全体が刷新されたのは2024年で、その後はカラー電子ペーパー搭載モデルや新しいScribeが追加された程度。そろそろ無印KindleやPaperwhiteが世代交代してもおかしくないタイミングです。
Kindle次期モデルに欲しい機能、まずは「ページめくりボタン」
復活してほしい筆頭は物理のページめくりボタンです。ボタン付きの最後のモデルだったKindle Oasisは2024年に販売終了し、Amazon側は当時「今後ボタン搭載機を作る予定はない」という趣旨の説明をしていました。
それでも需要は消えていません。国内でもSNSや掲示板では「Oasisを中古で探している」「バッテリーが死んだら代替がない」という声が絶えず、中古相場が下がりにくい状況が続いています。
- 片手で持ったまま親指だけで読み進められる
- 手袋をしていても操作できる(冬の通勤電車で効く)
- 画面を触らないので指紋がつかない、汗で誤タップしない
競合に目を向けると、ボタン付きのKobo Libra Colourは根強い人気があり、AndroidベースのBOOX端末にもボタン搭載機があります。Paperwhiteの上位版としてボタン付きモデルが戻ってきたら、買い替え需要は確実にありそうです。
純正のBluetoothページめくりリモコン
Koboは電子書籍リーダー向けの純正Bluetoothリモコンを出しており、この点ではKindleが遅れています。KindleはBluetoothオーディオ(読み上げ)には対応していますが、ページめくり用の入力機器を公式にサポートしてはいません。
市販の「ページめくりリモコン」はスマホやタブレット向けが中心で、電子ペーパー端末に使う場合は画面をタップする物理アームを取り付けるタイプになりがち。動作はしますが、見た目も装着感もスマートとは言えません。
純正リモコンが出れば、こんな場面で効きます。
- ジムのトレッドミルやエアロバイクで、端末をホルダーに置いたまま読む
- 湯船やベッドで、布団から手を出さずにめくる
- 電車で吊り革を持ちながら、端末はポーチに固定して読む
電源ボタンの位置を変えてほしい
細かい話ですが、実用面では一番効く改善点かもしれません。現行KindleやPaperwhiteは電源ボタンが本体下部にあります。スタンドに立てかけたり、机に置いて読んだりすると、机やホルダーに当たって勝手にスリープする——これが地味にストレスです。
上面か側面に移すだけで解決する話なので、次期モデルでの見直しに期待したいところ。それまではスタンド付きカバーや、下部を塞がないタイプのホルダーで回避するのが現実的です。
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Bluetooth ページめくりリモコン
端末を持ち替えずに読み進められるので、ジムや布団の中、電車内などで手がふさがる場面の読書が一気に楽になります。
スタンド機能付き 電子書籍リーダーカバー
机に立てて読めるうえ、下部の電源ボタンに当たりにくい形状を選べば、意図しないスリープの防止にもつながります。
7インチ前後の「手書きできる小型Kindle」
手書きメモが取れるKindle Scribeは完成度が高い一方で、サイズはほぼA5ノート。カバンに常時入れるには大きく、片手で持って小説を読む用途には向きません。
KoboやBOOXには7インチ前後で手書き対応の機種があり、日本の通勤カバンや電車内の環境を考えると、このサイズ感はかなり相性がいい。ビジネス書に線を引いて余白にメモ、そのまま読書、という使い方が1台で完結します。小型Scribe、あるいはPaperwhiteへのペン対応があれば需要は大きいはずです。
ポケットに入る「超小型Kindle」
ここ1〜2年、画面4〜5インチ程度の超小型電子ペーパー端末が一部で盛り上がっています。シャツのポケットに入るサイズで、スマホのように通知に邪魔されずに読めるのが魅力です。
ただし、この手の端末はKindleストアで買った本をそのまま読めないことがほとんど。すでに数百冊をKindleで買い込んでいる人にとっては、そこが最大の壁になります。Amazonが自社ライブラリをそのまま使える小型機を出せば、文庫本代わりの一台として面白い存在になるでしょう。
Androidが動くオープンなKindle(たぶん来ない)
最後は願望寄り。BOOXのようにGoogle Playが使えるAndroid搭載の電子ペーパー端末をAmazonが出す、という可能性です。実現すれば、Kindleアプリに加えて他社の電子書籍アプリ、青空文庫リーダー、ノートアプリ、日本の漫画アプリまで1台で扱えます。
とはいえ、Fireタブレットですら独自ストア方針を貫いている以上、現実味は薄そう。オープンな環境が欲しい人は、最初からAndroid系の電子ペーパー端末を選ぶほうが早いというのが正直なところです。
今ある端末を快適にするほうが近道
新モデルを待つのも楽しいですが、発表時期は読めません。ページめくりのしやすさ、置いたときの安定感、暗い場所での読みやすさ——この3点は周辺アイテムでかなり改善できます。まずは手元のKindleの弱点を1つずつ潰していくのが、いちばん確実な満足度アップの方法です。
よくある質問
Kindleの新モデルはいつ出る?
Amazonは発売サイクルを公表しておらず、毎年更新されるわけでもありません。ラインアップ全体の刷新は2024年が直近で、以降はカラーモデルやScribeの追加が中心でした。急ぎでなければ、大型セール前後の情報を待つのも手です。
ページめくりボタンが欲しい場合、今の選択肢は?
Kindleの現行機に物理ボタンはないため、Bluetoothリモコンや画面タップ式のクリップ型アクセサリで代用するか、ボタン搭載の他社製電子書籍リーダーを検討することになります。ただし他社端末ではKindleで購入した本をそのまま読めない点に注意が必要です。
Kindleを立てて読むときスリープしてしまうのはなぜ?
電源ボタンが本体下部にあるため、机やスタンドに接触して押されてしまうことがあります。下辺を塞がない形状のスタンドや、ボタン部分に干渉しないカバーを使うと起きにくくなります。
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参考: 6 features Id like to see in a new batch of Kindles(Mashable)の内容をもとに、日本の読者向けに独自に構成しています。
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