発売が近づくGTA6(グランド・セフト・オートVI)で、いま現実的に効いてくるのが「本体の空き容量」だ。インストールサイズは200GBを超えるとささやかれており、PS5やXboxをそのまま使っている人は、ダウンロード開始の時点で詰む可能性がある。
きっかけは少し間抜けだった。アニメ『サウスパーク』の最新エピソードに、これまで公開されていなかったGTA6のプレイ映像が登場したのだ。内容は、犬が用を足し、主人公ジェイソンがそれを拾い、NPCの顔面に投げつけるという、ひたすらくだらない一連の流れ。エンドクレジットには「映像提供:Rockstar Games」の表記があり、ナレーションはGTA5のトレーラーを担当した声優が務めている。つまり、公式に出てきた本物の新映像が、よりによってフン拾いだったわけだ。
笑いどころの裏にある「200GB問題」
ネタとして楽しむのが正しい反応だが、そこで一度自分の本体の空き容量を見てほしい。犬の落とし物まで律儀に作り込むようなゲームは、当然データ量も膨れ上がる。
- PS5(通常モデル):内蔵SSDは約825GB、実際に使えるのは667GB前後
- PS5 Slim / Pro:1TB〜2TBだが、システム領域を引くと体感はもっと少ない
- Xbox Series X:1TB、Series Sは512GBで、Sは特に厳しい
人気タイトルを数本入れているだけで、200GB級の新作は入らない。発売当日に「容量不足です」と言われてから慌てて他のゲームを消すのは、いちばんもったいない時間の使い方だ。
発売前にやっておきたい3ステップ
1. 遊んでいないタイトルを棚卸しする
ダウンロード版は削除してもライブラリから再取得できる。まずは半年以上起動していないタイトルを整理し、セーブデータはクラウド同期の対象になっているか確認しておく。
2. 事前ダウンロードの開始日を意識する
大型タイトルは発売数日前からプレロードが始まるのが通例。200GB級だと家庭の回線でも数時間かかることがあるため、空き容量と時間の両方を先に確保しておきたい。
3. 足りないなら増設する
結局いちばん確実なのがこれ。PS5は本体スロットにM.2 SSDを追加でき、容量不足を根本から解決できる。
増設SSDはここを見て選ぶ
- PS5の内蔵増設:PCIe Gen4×4対応のM.2 SSD(2280サイズが無難)。ソニーは読み込み速度5,500MB/s以上を推奨しており、放熱用のヒートシンクは必須。最初から一体型になっている製品を選ぶと失敗しにくい
- 外付けSSD/HDD:USB接続でもPS4タイトルはそのまま遊べ、PS5タイトルは「保管庫」として使える。遊ぶときに内蔵へ戻す手間はあるが、本体を開けたくない人には現実的
- Xbox Series X|S:内部を開ける方式ではなく、背面スロットに差す専用のストレージ拡張カード一択。汎用M.2では代用できない点に注意
- 容量の目安:1TBでも大作2〜3本で埋まる。長く使うなら2TB以上を選んでおくと後悔しにくい
作業自体はドライバー1本で10分程度。保証が切れる心配もないが、静電気と小さなネジの紛失にだけは気をつけたい。
この記事に関連するおすすめアイテム
PS5対応 M.2 SSD(ヒートシンク一体型・2TB)
200GB級の大作を複数入れても余裕が出る容量。ヒートシンク一体型なら取り付け後の発熱対策も同時に済み、PS5のスロットにそのまま収まります。
Xbox Series X|S ストレージ拡張カード
Xboxは汎用SSDが使えず専用カード一択。背面に差すだけで内蔵と同じ速度で動くため、容量の少ないSeries Sユーザーほど効果を実感しやすいです。
USB接続 外付けポータブルSSD
本体を開けたくない人向け。遊ばないタイトルを退避させて内蔵の空きを作れるので、発売日のダウンロードを待たずに準備できます。
買う前に確認しておきたいこと
GTA6は現状、PS5とXbox Series X|S向けで、PC版は後日とされている。コンソールで遊ぶなら、本体の世代と空き容量は今日のうちにチェックしておくのが得策だ。
ちなみに『サウスパーク』がゲーム文化をネタにするのは今に始まった話ではなく、2006年のWorld of Warcraft回は今も語り草になっている。オンラインモードが本格稼働したら、またどこかで皮肉られる日が来るのだろう。
よくある質問
PS5のM.2 SSD増設は初心者でもできる?
カバーを外して基板上のスロットにSSDを差し、ネジで固定するだけなので難易度は高くありません。精密ドライバーと明るい作業スペースを用意し、ヒートシンクの厚みが規格内に収まっているかだけ確認してください。
外付けSSDにGTA6をインストールして遊べる?
PS5向けタイトルは原則として内蔵ストレージ(または増設したM.2 SSD)からの起動が必要です。外付けはデータの一時保管場所として使い、遊ぶときに本体へ転送する運用になります。
Xbox Series Sでも遊べる?
対応ハードとされていますが、内蔵512GBでは容量的に厳しくなります。専用のストレージ拡張カードを用意しておくと安心です。
関連記事
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。
参考: South Park shows new GTA 6 gameplay footage, and its a turd(Mashable)の内容をもとに、日本の読者向けに独自に構成しています。
Photo by Andrey Matveev on Pexels